土用の丑の日に食べるものとして定着しているうなぎですが、天然のものは非常に少ないことはご存知でしょうか?
いまや国内で流通するうなぎのほとんどが養殖うなぎで、天然ものが占める割合はわずか1%未満となっています。
そんな希少な天然うなぎですが、実は通販で国産天然うなぎを通販でも取り扱っているところがあります。
当記事では、そんな国産の天然うなぎを注文できるおすすめの通販サイトを紹介します。
また、天然うなぎの旬や養殖うなぎと天然うなぎの違いなど、天然うなぎを購入する前に知っておきたい知識もまとめました。
地元で獲れた天然うなぎを通販で取り扱っているお店を紹介します。
希少な天然うなぎを自宅で手軽に味わいたい、ギフトとして贈りたいという方は要チェックです。
※時期や漁の状況によっては天然うなぎを使用した商品の在庫がない場合があります。
岡山県岡山市に店舗を構える創業昭和28年(1953年)の川魚専門店で、実店舗では天然うなぎをはじめ、鮎、すっぽん、川エビ、ふななどを販売しています。
看板メニューの1つであるうなぎの蒲焼きは、岡山県の河川で獲れた天然うなぎを60年以上注ぎ足している秘伝のタレで焼き上げています。
光吉商店では、通販でも岡山県産の天然うなぎを使用した蒲焼きや白焼き(素焼き)、肝串焼きなどを取り扱っており、在庫があれば注文確認後3日以内に発送されます。
また、岡山県産の天然うなぎとは別に、愛知県産の養殖うなぎを使用した蒲焼きも販売しています。
時期によってはセールも行っており、通常よりもお得な価格で天然うなぎの蒲焼き・白焼きを購入できます。
通販で注文した場合、送料は2kgまでは一律1000円で、クール冷凍便で配送されます。
うなぎの蒲焼きの賞味期限は、天然・養殖ともに約1ヶ月(要冷凍)となります。
支払い方法は、クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay、銀行振込(前払い)に対応しています。
店名 | 光吉商店 |
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住所 | 岡山県岡山市北区野田屋町1-2-3 |
営業時間 | 9:00~18:00(定休日 日・祝日) |
info@mitsuyoshi-shouten.com | |
電話 | 086-232-9533 |
通販URL | https://mitsuyoshi-shouten.com/ |
『四万十屋』は高知県の四万十川沿いにある食事処兼土産物店です。
1階の土産物店では、1967年の開業以来、四万十川の食文化を感じられる商品や高知県の特産品を販売しています。
また、2階の食事処では、四万十川産の天然うなぎを炭火で特製タレと共にじっくり焼いた蒲焼きをはじめ、四万十川の幸を使った漁師料理を提供しています。
四万十屋は公式通販でも地元産の素材を使った総菜などを販売しており、時期によって四万十川産の天然うなぎの蒲焼きも取り扱っています。
なお、こちらの通販の天然うなぎの蒲焼きは、数量限定品で売り切れた場合は再販時期未定となるため、購入を希望する方は在庫があるうちに注文しましょう。
また、四万十屋では、天然うなぎとは別に、高知県産の養殖うなぎ「四万十屋・地然(じねん)うなぎ」の蒲焼きも販売しています。
四万十屋・地然(じねん)うなぎは、高知県内で獲れたシラスウナギ(うなぎの稚魚)を、自然環境に近い中、抗生物質などの薬品を一切使用せずに手間暇かけて育てたこだわりのうなぎです。
通販時の商品の発送は注文を受けてから5日以内で、配送は冷凍クール便となります。
また、通販では、商品代金とは別に送料820円~2,220円(※)が必要になります。(※送料は配送先の地域により異なります)
支払い方法は、クレジットカード、コンビニ決済(後払い)、後払い決済サービス「ミライバライ」に対応しています。
店名 | 四万十屋 |
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住所 | 高知県四万十市山路 2494-1 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
電話 | 0880-36-2828 |
通販URL | https://shimantoya.official.ec/ |
自宅で手軽に天然うなぎを味わう方法として、ふるさと納税を利用するという手もあります。
ふるさと納税について簡単に説明すると自分が住んでいる以外の自治体に寄付を行う制度のことです。
寄付額のうち、2,000円を超える部分は住民税及び所得税から控除され、更に、寄付を行った自治体からお礼として特産品などをお礼の品がもらえます。
そんなふるさと納税の返礼品として、天然うなぎの蒲焼きや白焼きを送ってもらえる自治体もあります。
2021年6月現在、大手通販サイト・楽天市場で、天然うなぎの蒲焼きや白焼きをふるさと納税の返礼品として選択可能な自治体をまとめました。
熊本県八木市 | 天然 鰻 白焼き 2~3尾 合計500g~600g タレ付き | 30,000円 | https://item.rakuten.co.jp/f432024-yatsushiro/018-1903/ |
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岡山県岡山市 | 海鮮酒処 美魚味 岡山旭川の天然 青うなぎ 蒲焼 約400g | 88,000円 | https://item.rakuten.co.jp/f331007-okayama/52200452/ |
※全て税込み/送料無料
上記のふるさと納税は、いずれも楽天市場から行えます。
楽天アカウントさえ持っていれば、通常の楽天市場でのショッピングと同じ感覚で手軽に返礼品選びから寄付まで行えるので、ふるさと納税に慣れていない方にもおすすめです。
「今年のふるさと納税では、返礼品にご当地グルメを選びたい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
天然うなぎの旬は、冬眠前の秋~初冬と言われています。
天然うなぎの漁期は3月~12月ごろ(※)までですが、冬眠に備えて栄養を蓄える10月~12月ごろ(※)は、他の時期よりも体が大きくなり、脂ものっています。(※地域によって差があります)
脂がのるといっても、元々、養殖うなぎより身が引き締まってあっさりとした味わいの天然うなぎは、しつこい風味にはなりません。
とろけるような食感に、さっぱりとした旨み、そして川魚特有の爽やかな香りを併せ持つ極上の味わいを楽しめます。
うなぎを食べる習慣がある夏の土用の丑の日の時期は、天然うなぎの旬ではありません。
夏の間の天然うなぎは旬の時期に比べると身が細く、脂も少ないためよりあっさりとした味わいになります。
ふわとろ食感に、あっさりとした旨みを持つ天然うなぎを味わうなら、夏よりも秋冬に獲れたものの方が良いということですね。
ではなぜ、旬の時期ではない夏の土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣が付いたのでしょうか?
一説には、「夏にうなぎが売れない」とうなぎ屋に相談された江戸時代の学者・平賀源内が、「本日 土用丑の日」というキャッチコピーを店頭に貼り出すように提案したところ、その店が繁盛したため、他のうなぎ屋もこぞって真似をしたことが土用の丑の日にうなぎを食べる習慣のもとになっていると言われています。
2021年の夏の土用の丑の日は、7月28日と8月1日になります。
毎年この時期になると、スーパーやデパ地下の総菜コーナーで養殖のうなぎが並んでいるのを見かけるようになりますね。
ただし、通販サイト・店頭によらず、天然うなぎの在庫はその時の漁獲の状況に左右されます。
特に、天然うなぎの漁獲漁が激減している近年では、通販を利用したとしても需要が高まる土用の丑の日直前に確保するのは難しいかもしません。
確実に土用の丑の日用の天然うなぎを食べたい場合は、長期保存可能な冷凍ものの天然うなぎの蒲焼きを早いうちに通販で探しておくのがおすすめです。
近年では、市場に流通するうなぎの99%近くは養殖うなぎです。
かつては養殖うなぎといえば天然うなぎに比べて味が大きく落ちると言われていましたが、近年では養鰻技術の進歩により、天然に勝るとも劣らない美味しい養殖うなぎが手軽に購入できるようになっています。
具体的に、天然うなぎと養殖うなぎでどのような違いがあるのかを解説します。
養殖うなぎは「シラスウナギ」と呼ばれるうなぎの稚魚を河川などで捕まえるところから始まります。各地のシラスウナギ漁は、毎年12月~翌4月までの間、主に新月の夜に河川や太平洋側の海岸線で行われます。
採捕されたシラスウナギは、各地の養鰻業者へと運ばれ、養鰻池で半年~1年ほどかけて成魚になるまで育てられてから出荷されます。
国内で流通する食用のうなぎにはいくつか種類がありますが、日本国内の養鰻池で養殖されているうなぎのほとんどが「ニホンウナギ」という品種です。
ニホンウナギは日本から約2,000㎞離れたマリアナ諸島付近の深海でふ化した後、海流に乗って北上し、日本や中国などの河川で数年かけて成長した後、また産卵のためにマリアナ諸島まで回遊すると言われています。
その生態には未だに謎が多く、現在のところ、ニホンウナギを人工的に繁殖させ、卵から育てる完全養殖の技術は確立されていません。
天然うなぎはそのうなぎが漁獲された河川がある場所を産地として表示します。
一方、養殖うなぎの場合は、シラスウナギ(稚魚)を成魚になるまでの間に、1番長く育てられた場所を記載することになっています。
通販サイトでよく見かける「国産うなぎ」という表記ですが、「国産=天然」というわけではないので注意が必要です。
うなぎ通販専門店では、国内の養鰻池で育成された養殖うなぎも「国産うなぎ」と表記されていることが多いです。
通販サイトによっては「〇〇川が育んだ国産うなぎ」のように養殖うなぎか天然うなぎか判別しにくいキャッチコピーで販売しているケースもあります。
天然うなぎをお探しの方は、通販ページできちんと詳細を確認しましょう。
天然うなぎの旬は10月~12月ごろと紹介しましたが、養殖うなぎは特に旬はなく、一年中美味しく食べることができます。
天然のうなぎは真冬~春にかけては冬眠しますが、国産の養殖うなぎの場合は、ビニールハウスで覆われた養鰻池で温度やエサを最適に管理されているため、通販を利用すれば冬場でも手軽に購入することができます。
また、需要が高まる夏の土用の丑の日を見越してうなぎを育てている養鰻家も多いため、天然うなぎの脂が少ない夏でも、養殖うなぎは十分脂がのっている商品が多いです。
天然うなぎは自分でエサをとるために動き回っているため、養殖うなぎと比べて身が引き締まり、さっぱりとした味わいが特徴です。
ただし、うなぎの味や大きさは生息していた河川の水質やエサの有無が大きく関わってくるため、個体ごとに味に差があります。
一方、安定してエサが供給される養殖うなぎは、天然うなぎと比べて脂ののった濃厚な味わいが特徴です。
天然うなぎに比べるて、味が大きく劣ると言われていた養鰻うなぎですが、養鰻技術の進歩により、近年では天然うなぎに勝るとも劣らない風味を持つ商品も表れています。
「通販で美味しい国産のうなぎを購入したいけれど、天然ものは少し高い」という方におすすめなのが、愛知県名古屋市にに実店舗を構えるうなぎ専門店『うなぎのしろむら』の蒲焼きです。
地元・愛知県で養殖されている上質な三河一色産うなぎのみを使用し、職人が炭火で1尾ずつ手焼きする同店の蒲焼きは人気が高く、これまで日本テレビの『満点☆青空レストラン』(2016年5月28日放送分)や朝日放送の『今ちゃんの実は・・・』(2016年7月13日放送分)など、様々なメディアに取り上げられています。
『うなぎのしろむら』の蒲焼きの中でも、特におすすめの商品2種を紹介します。
【K-3】国産 うなぎ 蒲焼き 3尾入り (1尾 約120g / 特製タレ・山椒付き) お歳暮 ギフト ウナギ 鰻 高級 グルメ お祝い 内祝い 贈り物 食べ物 お取り寄せ 送料無料 愛知県三河一色産 名古屋 うなぎのしろむら |
愛知県西尾市で育てられた特大の三河一色産うなぎのみを使用した蒲焼き3尾セットです。
とれたて・さばきたてのうなぎを職人が店舗で1尾ずつ炭火で丁寧に手焼きしたものを、その場で真空・冷凍パック化しています。
地元の老舗醸造メーカー製のしょうゆとみりん、高級和菓子にも使われる国産和三盆を、職人が季節やうなぎの状態などに合わせて配合した秘伝のタレも同梱されており、自宅で手軽にお店の味を再現できます。
通販サイト・楽天市場からの注文時、ギフト箱による梱包やのしは無料です。
+500円で、更に豪華な金のオリジナル謹製箱や風呂敷による梱包に変更することもできます。
お歳暮やお中元、お祝い事のギフト用として、国産うなぎの蒲焼きを通販でお探しの方はぜひチェックしてみてください。
内容量 | うなぎの蒲焼き×3尾、 特製タレ・山椒×各3袋 |
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価格 | 12,800円 |
※全て税込み/送料無料
国産の養殖うなぎ・三河一色産うなぎの蒲焼きが500g入って、8,800円(税込/送料無料)というコスパの高い訳あり商品です。
安さの理由は製造途中で割れや欠けが発生し、見た目が規格外になってしまったためで、味や品質は通常の蒲焼きと変わりません。
自分や家族で食べるお取り寄せグルメに最適の逸品です。
内容量500gとボリュームたっぷりですが、食べやすいサイズごとに真空・冷凍パック化されています。
食べる際には必要な分量だけ解凍できるため、一人暮らしの方や少しずつ楽しみたい方でも気軽に購入できます。
通販サイト・楽天市場からの注文時には、送料無料です。
あす楽にも対応しており、、12時までの注文で最短翌日配送されます。
お歳暮・お中元、贈答用として利用したい場合は、+500円で、梱包を豪華な風呂敷包みに変更することもできます。
内容量 | うなぎの蒲焼き×500g、 特製タレ・山椒付き |
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価格 | 10,800円 |
※全て税込み/送料無料
希少な天然うなぎの蒲焼きも、通販サイトやふるさと納税を利用すれば自宅にいながらお取り寄せできます。
ただし、天然うなぎは養殖うなぎよりも圧倒的に流通量が少ないため、通販とはいえいつでも在庫があるとは限りません。
天然うなぎを食べたい方は、通販取り扱い店をこまめにチェックし、購入できるチャンスを逃さないようにしましょう。