冷凍生ガニを美味しく解凍して食べる方法と通販で購入できるおすすめ商品をご紹介
通販で購入した生のカニを、カニ鍋やしゃぶしゃぶにしてみたら「ほとんどカニの味がしない」「身がパッサパサで美味しくない」とガッカリしたことはありませんか?
もしそのカニが冷凍状態で配達されたカニなら、解凍方法を変えることで劇的に美味しくなるかもしれません。
当記事では、生のカニの正しい解凍方法の他、ボイルガニや活けガニとの違い、通販で生のカニを買う際の注意点など、生のカニについて知っておきたい情報を紹介します。
通販で購入した冷凍生ガニを美味しく解凍する方法
生のカニの中でも冷凍された商品を通販で購入した場合は、調理する前にまずカニを解凍する必要があります。
冷凍ガニを美味しく食べるためにはこの解凍のやり方が重要で、間違った方法で解凍すると味が大きく落ちてしまうこともあります。
せっかく買ったカニを美味しく食べるためにも、正しい解凍方法ややってはいけないNG行為を知っておきましょう。
冷凍生ガニは流水で解凍する
まずは、通販で購入した冷凍生ガニの正しい解凍方法を紹介します。
生のカニを解凍する具体的な手順は以下の通りです。
- 使用する分量のカニをサッと水洗いし、空気を抜きながらジッパー付きの袋に入れる。
- 大きめのボールにカニを袋ごと入れ、流水に10~20分ほどさらす
- 半解凍ぐらいになったら袋からカニを取り出して水を切り、調理する
生のカニを解凍する際は、カニ身の中心がやや凍っている半解凍ぐらいの状態になればOKです。
完全に解凍してしまうと水分と一緒にカニの旨みまで流れ出て、カニの風味が薄れてしまいます。
急いでいる時はお湯やぬるま湯で解凍したくなるかもしれませんが、生のカニを高温で解凍すると旨みが流出しやすくなるのでおすすめできません。
カニ本来の旨みを残すためにも、流水を使用してじっくり半解凍するようにしましょう。
冷凍ガニを解凍する際にやってはいけないこと
通販で購入した生のカニを解凍する際にやってしまいがちな失敗をまとめました。
これらのNG行為を行うと「水っぽくてほとんど味がしない」「見た目が黒く変色してしまった」など、味や品質に問題が起きやすくなるのでやらないようにしましょう。
カニを解凍せずに調理する
「どうせ加熱するのだから」と冷凍生ガニを解凍せずにそのまま鍋などに入れるのはNGです。
冷凍生ガニの表面には、乾燥や冷凍焼けを予防するための「グレース」と呼ばれる氷の膜が付いています。
解凍せずにそのまま鍋などに入れてしまうと、溶けだしたグレースと共にカニの旨みまで流出し、パサパサとした食感かつ味の薄いカニになってしまいます。
また、グレースに付いた臭いが鍋の具材に移ってしまうこともあります。
加熱調理する場合も冷凍生ガニを凍ったまま使わず、必ず事前に解凍しましょう。
電子レンジで解凍する
簡単に温めができて便利な電子レンジですが、カニの解凍に使用するのはおすすめできません。
生のカニは高温で解凍すると水分と共に旨みが流出しやすくなるため、電子レンジで解凍すると美味しさが激減してしまいます。
時短できるとはいえ、肝心のカニの風味がほとんど無くなってしまってはもったいないですよね。
冷凍生ガニの解凍時間は流水解凍で10~20分程度と比較的短いので、電子レンジを使用するのは止めておきましょう。
冷蔵庫に入れて自然解凍する
生のカニの場合、冷蔵庫に入れて自然解凍するのもNGです。
解凍した生のカニは変色しやすく、時間がかかる自然解凍を行うと、解凍が終わるころにはカニ身が真っ黒になってしまいます。
この変色はカニの身に含まれているアミノ酸の酸化が原因で、食べても体に悪影響などはありませんが、やはり見た目が悪くなると避けたいところですよね。
また、解凍された生のカニは味が落ちるのも早いので、味の面だけ見ても自然解凍には向いていません。
なお、通販で購入した冷凍ボイルガニを解凍する場合は、冷蔵庫で半日~1日かけてじっくり自然解凍するのが正しい解凍方法になります。
通販サイトで冷凍ガニを購入する際は、ボイルガニか生のカニかをきちんと確認し、それぞれに合った最適な方法で解凍しましょう。
解凍したカニを再冷凍する
解凍した冷凍生ガニを調理しない(加熱しない)まま冷凍庫に入れて保存すると、品質や味の劣化に繋がります。
通販で購入可能な冷凍ガニは、水揚げ直後に専用の機器によって急速冷凍されることで、旨みを保ったまま凍らせることが可能となっています。
ご家庭用の冷蔵庫の出力ではそこまで一気に冷やすことができないため、生のまま再冷凍しても確実に品質が落ちてしまいます。
大容量の冷凍生ガニを解凍する際は、その時食べきれる量だけを取り出し、解凍するようにしましょう。
解凍後にどうしても食べきれなかったカニは、調理した上で冷蔵庫に保存しましょう。
活けガニやボイルガニとの違い
通販では、生のカニの他にボイルガニや活けガニという状態のカニも販売されています。
どんな状態のカニを購入するかで、美味しい食べ方や解凍方法、メリット・デメリットが変わってくるのでそれぞれの特性を知った上で商品を選びましょう。
好きな食べ方で楽しめる生ガニ
生のカニは、水揚げされてから1度も加熱されていないため、カニ鍋やしゃぶしゃぶ、かにすき、焼きガニなどお好みの食べ方を選ぶことができます。
生のズワイガニや毛ガニの場合は、カニ味噌入りのものを買えば、自宅で甲羅焼きもできますよ。
また、通販で販売されている生のカニには、カットされた脚だけのものや丸ごと1尾で販売されているものなど、量や形態は色々あります。
活けガニとは違い、あらかじめ殻が剥かれたポーションタイプ(むき身)のものや食べやすい大きさにカットされた商品を選べば、調理に手間がかからない点も魅力です。
「皆でワイワイしながら、手軽にカニ鍋を囲みたい」「購入したカニを色々な食べ方で楽しみたい」という場合は、ぜひ生の状態のカニを購入しましょう。
新鮮なカニを丸ごと味わえる活けガニ
活けガニは名前の通り生きているカニのことで、カニ専門の通販サイトなどで販売されています。
生きたままの状態で自宅に届くので、カニ丸ごと1尾を新鮮なうちに好きな方法で味わえるのが魅力です。
カニのお刺身など、ボイルガニでは味わえない食べ方ができるのも活けガニならではのメリットです。
また、毛ガニやズワイガニなら、カニ身と共に濃厚なカニ味噌も堪能できます。
一方で、届いた後はカニをさばくところから調理まで全て自分でやる必要があるため、カニの扱いに慣れていない人だと持て余してしまう可能性もあります。
また、生きた状態のままのカニを一般家庭で長期保存するのは難しいため、届いたら早めに調理する必要がある点も注意しましょう。
調理いらずのボイルガニ
ボイルガニは、水揚げした後、1度塩茹でした状態のカニのことを指し、漁獲したカニをそのまま船の上で茹でることを「船茹で」、水揚げした港やその付近の工場で茹でたることを「浜茹で」と言います。
通販のボイルガニは既に1度塩茹でされているため、届いた後は特に調理しなくてもそのまま美味しくいただけるというメリットがあります。
しかも、新鮮なカニをプロが絶妙な塩加減で茹でているため、ご家庭で自分で茹でるのとはひと味違った美味しさを楽しめる点も魅力です。
ただし、1度茹で済みであるボイルガニは、再度加熱すると身がボソボソと固くなり旨みも逃げてしまいやすい点には注意が必要です。
そのため、長時間、鍋に入れて出汁をとったり、じっくり炭火焼きしたりという調理法にはボイルガニは向いていません。
また、通販のボイルガニは脚や爪などのみの状態で販売されているため、カニ味噌を食べたい場合にも不向きです。
基本的に、通販のボイルガニはそのまま(冷凍ものなら解凍してから)食べるのが1番美味しいと言われています。
「自分の手でカニを調理したい」「カニ味噌も一緒に楽しみたい」という場合は、ボイルガニより生のカニや活けガニを購入する方がおすすめです。
なお、生のカニと同じく、ボイルガニにも塩茹で後に急速冷凍されたものと、冷凍されていない冷蔵保存の商品があるので、購入前によく確認しましょう。
調理の時短をするならポーションタイプのカニがおすすめ
「カニ鍋やかにすきは好きだけど、食べる時に殻を剥くのが大変」という方には、あらかじめ殻が向いてあるむき身(ポーションタイプ)のカニがおすすめです。
ポーションタイプは、届いた時点で綺麗に殻が取り除かれているため、調理や食べる際に手間がかかりません。
また、殻がない分、カニを食べた後のゴミが少なくなり、片付けの手間も省けます。
焼きガニにする時など、殻付きの方がいい場合は、半分だけ殻が残っているハーフポーションタイプもおすすめです。
通販の生のカニ=鮮度が高いとは限らない
通販で生のカニを購入する際に注意したいのが、鮮度やどのような状態で保管されていたかという点です。
「生」のカニと聞くと水揚げしたばかりの鮮度が高いカニを想像しますが、そうとは限りません。
通販サイトによっては「長期間、冷凍保存していたカニを解凍したもの」も生のカニと記載している場合があります。
冷凍状態とはいえ、水揚げから年単位の長い期間が経過していれば、冷凍焼けを起こして鮮度も品質も落ちてしまっている可能性が高いので要注意です。
特に刺身のような加熱しない食べ方をしたい場合は、長期間冷凍されていたカニを購入するのはおすすめしません。
生のカニでも「刺身用」や「生のままで食べられます」と通販の販売ページに記載されていない限りは、必ず加熱してから食べましょう。
鮮度抜群!ギフトもOK!生ずわい蟹 ハーフポーション
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通販で美味しくて安い生のカニをお求めの方におすすめなのが、こちらのハーフポーションタイプの生ズワイガニです。
あらかじめ殻が半分剥かれているため、子どもからお年寄りまで誰でも手軽にカニを堪能できます。
また、通常なら食べにくい肩や爪、爪下部分も食べやすいように独自カットされているため、調理や食べる際の手間もかかりません。
旬の時期に水揚げされた活きズワイガニを急速冷凍しており、新鮮なカニの旨みをそのまま味わえます。
600g×1パックと、600g×2パック(合計1.2kg)の商品があるので、人数に合わせて最適な量を選べます。
賞味期限は冷凍状態で1ヶ月あり、じっくり味わいながら食べることができます。
冷凍されているので、食べられる分量だけ少しずつ調理していけるのも嬉しいポイントです。
配送の際は専用のギフト箱に詰められ、のしにも無料で対応してもらえるので、お中元やお歳暮、ギフトにもおすすめです。
日時指定便にも対応しているので、送り先の方が確実に受け取れる時間に配達してもらえます。
また、楽天市場のあす楽により12時までの注文で最短翌日発送されるため、急なお祝い事などにも対応可能です。
ご家族や友人とカニ鍋やカニのしゃぶしゃぶを楽しみたい方、大切な方へのお祝いにカニを贈りたい方はぜひチェックしてみてください。
内容量 | 2kg |
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賞味期限 | 冷凍で1ヶ月以内 |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下) |
販売者/製造者 | 蟹市場 かにいち |
発送方法 | 冷凍便 |
通販サイト | 楽天市場 |
その他 | 送料無料/熨斗対応可能 |
下記が600g×2パック(合計1.2kg)の商品です。ご家族やちょっとした大人数でお召し上がりになる場合には、こちらがおすすめになります。
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内容量 | 1kg |
---|---|
賞味期限 | 冷凍で1ヶ月以内 |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下) |
販売者/製造者 | 蟹市場 かにいち |
発送方法 | 冷凍便 |
通販サイト | 楽天市場 |
その他 | 送料無料/熨斗対応可能 |
通販で購入した生の冷凍カニを美味しく解凍する方法
通販で購入した冷凍ガニを美味しく食べるには、正しい方法で解凍することが大切です。
生のカニを自宅で解凍する場合は、袋に入れて流水に10~20分ほどさらすと、旨みを逃さず美味しく解凍できます。
解凍したカニは再冷凍せず、早めに食べきるようにしましょう。
ぜひ今回紹介した方法を参考に、カニ鍋、かにすき、カニのしゃぶしゃぶなど、色々な方法で生のカニを堪能してみてくださいね。