2021年9月24日 お肉
【お中元】通販の国産黒毛和牛ローストビーフの選び方・解凍方法を徹底解説
【お中元】通販の国産黒毛和牛ローストビーフの選び方・解凍方法を徹底解説

通販で販売されている黒毛和牛の選び方や解凍方法などをご紹介

ほどよく柔らかく、牛肉の旨みが凝縮されたローストビーフ。

見た目も豪華で、クリスマスやお祝いの席などでローストビーフが出ると、それだけで食卓が一気に華やかになります。

高級な国産黒毛和牛肉を使用したローストビーフは、お歳暮やお中元、内祝い、出産祝いなどの通販ギフトとしても申し分ありません。

しかし、いざ通販で黒毛和牛のローストビーフをお取り寄せしようとすると、様々な産地やブランドの商品があって迷ってしまいますよね。

当記事では、通販での黒毛和牛のローストビーフの選び方や正しい解凍・保存方法など、美味しくローストビーフを食べるために知っておきたい知識をまとめました。

通販で黒毛和牛ローストビーフを買うなら部位をチェック

素材の味が大きく出やすいローストビーフでは、使われている牛肉の品質や部位により味が大きく変わります

通販で美味しいローストビーフを探すなら、素材にもこだわっている商品を選びましょう。

ローストビーフの素材として最適なのは、赤身が多い牛肉と言われています。

ローストビーフは冷めてから食べることが多いので、脂が多い牛肉の部位を使用すると、冷めた脂が固まってボソボソとした食感になってしまいます。

また、通販でローストビーフの素材をチェックする際に注意したいのが、海外産の牛肉と国産黒毛和牛肉ではローストビーフに最適な部位が違うという点です。

海外産牛肉は赤身が多い一方、脂の旨みを味わう日本人向けに品種改良されてきた国産黒毛和牛は全体的にサシ(脂身)が多い肉質です。

また、黒毛和牛の中でもA5・A4などのランクが高いものほどサシ(脂身)が多くなるので、産地やランクに合わせた部位選びが大切です。

通販で黒毛和牛肉のローストビーフを選ぶ際は、海外産牛肉と比べてサシが多いことを踏まえた上で、使用されている部位をチェックしましょう。

黒毛和牛肉でローストビーフ向きの部位をそれぞれ紹介していきます。

モモ肉(うちもも)

ローストビーフに最適な部位として真っ先に挙げられるのが、モモ肉(うちもも)です。

牛肉の中で最も脂身が少なく赤身が多い部位で、あっさりした味わいが特徴です

赤身が多い部位の中では比較的柔らかいため、薄くスライスすれば誰でも食べやすい点もローストビーフ向きです。

また、通販で取り扱われているローストビーフの中でも、高級部位のヒレ肉やランプを使用した商品と比べると、モモ肉(うちもも)のローストビーフは価格が安く経済的というメリットもあります。

モモ肉(ランプ)

赤身が多いモモ肉の中でも、最も柔らかい部位です

分厚く切っても柔らかいため、通販ではギフト用のステーキにもよく使われています。

通販の黒毛和牛肉の中では「うちもも」に比べるとやや高価ですが、黒毛和牛肉の味をしっかり味わえる分厚いローストビーフが食べたい方にはおすすめです。

ヒレ肉

非常にきめ細かく柔らかい肉質を持つ、通販で取り扱いの多い黒毛和牛肉の中でも最高級の部位です。

赤身が多くあっさりとした上品な風味で、通販ギフト用のステーキ肉としても販売されています

牛肉の中でも最も高価なヒレ肉を使ったローストビーフは、お中元や内祝いなど大切な方への通販ギフトや特別な日のお祝い用のお取り寄せグルメに最適です。

リブロース

牛の背中側にある部位で、赤身とサシ(脂身)のバランスが良い部位です。

黒毛和牛肉特有の濃厚なコクと風味を楽しめます

赤身が多い海外産牛肉では、ローストビーフによく利用されている部位の1つです。

黒毛和牛肉の場合も、サシが少ないものならローストビーフ向きです。

一方、サシ(脂身)が多い高級黒毛和牛肉は、ローストビーフよりもステーキやすき焼きなどの方が最適です。

サーロイン

きめ細かい肉質と柔らかい食感を持ち、「牛肉の王様」とも呼ばれるほど人気の高い部位です。

程よく入ったサシ(脂身)が入っており、ステーキにすると牛肉の旨みや香りが楽しめます

元々赤身が多い海外産牛肉の場合は、リブロースと並んでローストビーフに最適な部位と言われています。

黒毛和牛肉の場合は、A5などのランクの高い(=サシが多い)霜降り肉だとローストビーフにするにはやや脂身が多すぎる場合があります。

ソースがセットかどうかをチェック

ローストビーフを食べる際に欠かせないのが、味の決め手となるソースです

人気レストランやホテルの専用通販サイトだと、オリジナルソースがセットになっているローストビーフもあります。

お中元や内祝いなどの通販ギフトとして購入する場合や高級店の味を手軽に自宅で再現したい場合は、こうしたオリジナルソース付きのローストビーフを選ぶと良いでしょう。

一方、ソースが付いていないローストビーフを通販で購入する場合は、後からお好みのソースで味付けする楽しみ方もできます。

スーパーや大手通販サイトでは、様々なメーカー製のローストビーフソースやタレが販売されており、手軽に自分好みの味を探すことができます。

また、よりこだわりたい方なら、ソースや調味料を自作してみるという手もあります。

ネット上のレシピを参考に、バルサミコ酢や赤ワインを使用して本格的なバルサミコソースを作ってみるのもおすすめです。

旨みの強い黒毛和牛肉のローストビーフであれば、わさび醤油やポン酢ベースの和風ソースも合います。

冷凍ローストビーフの解凍方法

通販で購入した黒毛和牛ローストビーフが冷凍状態で届いた場合、食べる前に解凍する必要があります

電子レンジで手軽に解凍したいところですが、冷凍ローストビーフを電子レンジで解凍すると、解凍ムラができたり、火が通り過ぎたりして風味や食感を損なう可能性があるためおすすめしません。

通販で購入した国産黒毛和牛ローストビーフを風味を損なわずに解凍するおすすめの方法を紹介します。

冷蔵庫で自然解凍する

通販で購入した冷凍の黒毛和牛ローストビーフのおすすめ解凍方法その1は、冷蔵庫で自然解凍する方法です

食べる予定の半日~1日前に、冷蔵庫へ移しておくだけでOKです。

低温でじっくり時間をかけることで、黒毛和牛肉の旨みを損なわずに解凍できます。

手間がかからないため、解凍する時間があるなら1番おすすめの方法です。

氷水に浸して解凍する

「解凍のために半日以上も待っていられない」「通販で届いてからもっと早く食べたい」という時は、氷水に浸して解凍するという方法もあります。

ローストビーフに直接水が触れないようにビニール袋などに入れ、ビニール袋ごとボウルに入れた氷水に1時間ほど浸します

途中で氷水を足すと、水温が一定に保たれるためよりスムーズに解凍できます。

通常の流水よりも低温の氷水を利用することで、黒毛和牛肉の旨みを残したまま美味しく解凍できます。

切り方も重要!ブロック肉は固さに合った厚さに切る

お取り寄せや通販ギフトでもらったローストビーフがブロック肉だった場合、美味しく食べるためには切り方も重要です。

ローストビーフを美味しく味わえるように切るコツは、次の3つです。

  • 食べる直前に切る
  • 繊維に対して垂直に切る
  • 柔らかい肉は分厚く、固い肉は薄く切る

通販でお取り寄せしたローストビーフを自分で切る場合は、食べる直前になってからカットしましょう

ローストビーフはカットしてからしばらく時間が経つと、断面から酸化して変色したり、乾燥してたりと品質が低下してしまいます。

美味しい状態を保つためにも、ローストビーフはなるべく食べる直前にカットするようにしましょう。

2つめの「繊維に対して垂直に切る」理由は、黒毛和牛肉の繊維を断つように切ることで柔らかい食感に仕上がるためです。

逆に繊維の流れに沿って切ると、スジが残って固い食感になります。

柔らかく美味しいローストビーフに仕上げるため、切る時はローストビーフの表面にあるシワの流れに対して、直角に交差するように包丁を入れましょう。

また、通販でお取り寄せしたローストビーフを切る際の最適な厚みは、使用されている黒毛和牛肉の固さによって変わってきます。

スジが多く、固い黒毛和牛肉が使用されている場合は、2㎜程度の薄切りにした方が食べやすくなります。

一方、ヒレ肉のような元々柔らかい部位を使用したローストビーフなら、厚めに切った方が黒毛和牛肉のジューシィさを堪能できます。

通販でお取り寄せしたローストビーフはカットの仕方で食感や食べやすさが変わってきます。

せっかく通販でお取り寄せした黒毛和牛肉のローストビーフなら、最高の状態で食べたいですよね。

通販で購入したローストビーフがブロック肉で届いた場合は、ここで紹介したポイントに注意しつつカットしてみてください。

食べきれなかった分の保存方法と保存期間

通販でお取り寄せした黒毛和牛肉のローストビーフが1回で食べきれなかった時、残った牛肉の保存の仕方によって再度食べる際の美味しさが変わってきます

ブロック肉のままの黒毛和牛肉のローストビーフは、そのままキッチンペーパーなどで水気を拭き、ラップやアルミ箔で包んで冷蔵庫にいれます。

ブロック肉をスライスすると断面から酸化や乾燥が進みやすくなるので、風味を保つためにも切らずに冷蔵保存するのがおすすめです

既にスライスした黒毛和牛肉のローストビーフも、まずは水気を拭きとりましょう。

その後、なるべく空気に触れないように1枚ずつラップやアルミで包むか、肉同士が重ならないようにトレイなどに並べた上でラップをかけます。

余った黒毛和牛肉のローストビーフを冷蔵保存する場合の保存期間の目安は、ブロック肉で3~4日ほど、スライス上の肉で2~3日ほどになります。

通常の冷蔵庫より低温のチルド室に入れた場合は、他の生鮮食品や食べ物と同じく少しだけ日持ちが良くなります。

いずれにしても1度解凍したローストビーフは、通販で届いた直後よりも鮮度が落ちやすいので、なるべく早めに食べきりましょう。

通販送料無料!お中元や内祝いにもおすすめ|黒毛和牛 ローストビーフ(500g)

ここでは、通販サイト・楽天市場で購入可能な、お中元や内祝いなどの通販ギフトにもおすすめの黒毛和牛ローストビーフを紹介します。

こちらは、黒毛和牛肉の中でも「肉の柔らかさ」「脂の味」「見た目の美しさ」が優れていると言われる月齢28ヶ月~31ヶ月の未経産の黒毛和牛のメス牛の肉を使用したローストビーフです

筋肉質なオス牛と比べ、不飽和脂肪酸が多い未経産のメス牛の肉は柔らかく、口に入れるととろけるような食感と絹のような繊細な舌触りを楽しめます。

その上質な黒毛和牛のメス牛を使用したローストビーフはほどよく柔らかで、黒毛和牛特有の旨みがギュッと詰まった逸品です。

通販サイト・楽天市場からの注文時は、送料無料でクール冷凍便でお届けしてもらえます。

また、通販注文時に希望すれば、外のし(短冊シールのし)を無料で付けてもらえるため、お歳暮や御中元、内祝いなどの通販ギフト・贈答品としても利用できます。

特別な日のお祝いや大切な方へのプレゼント・贈り物に、極上の黒毛和牛肉を使用したローストビーフはいかがでしょうか。

価格 5,999円(税込)
内容量 500g
保存
方法
要冷凍(-18℃以下)
賞味
期限
要冷凍で一か月以内
発送
方法
冷凍便
通販
ページ
https://item.rakuten.co.jp/auc-dan-syaku/10000190/

【お中元】通販の国産黒毛和牛ローストビーフの選び方・解凍方法を徹底解説まとめ

同じ通販ショップで販売されている黒毛和牛肉のローストビーフでも、使用されている部位などで味は大きく変わってきます。

また、黒毛和牛ローストビーフは、解凍方法や切り方、余った部分の保存方法によっても、美味しさが変わってきます。

正しい保存や解凍、カット方法を覚えておけば、通販でお取り寄せしたり、通販ギフトとしてもらったローストビーフを最高の状態でいただけます。

お歳暮やお中元、内祝いなどの通販ギフトやお取り寄せグルメとして、黒毛和牛ローストビーフを通販で購入する際は、ぜひ今回紹介した選び方を参考にしてみてください。